トビタテ!留学JAPANってどんな奨学金?
Hi!とにもかくにも、留学に行きたい今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日の挨拶は短くていいですね(笑)
留学するにあたってやっぱり問題になってくるのは、”お金”の問題だと思います。留学するほとんどの人がなんらかの奨学金制度を利用すると思います。
そこで私が応募して採用された”トビタテ!留学JAPAN”という奨学金について今回紹介していこうと思います!私はこの奨学金から約170万円いただきました!
※この記事自体は自分がトビタテ7期に応募していて、1次審査を通過して、2次審査の結果待ちの時にかいた記事になります。
トビタテってなんぞや?
まずは、ホームページをご覧ください(笑)
ホームページを見てくださったら、もう私が説明することはございません…笑
っていうのは冗談で、少し説明しますと、
文科省が主催の留学催促キャンペーンで、2020年東京五輪にむけてグローバル人材を輩出していこうという趣旨で、留学生をそれぞれ2倍の大学生12万人、高校生6万人までに増やしていこうというもの。
民間企業からいわゆるスポンサーを集めて奨学金を提供し、留学生は帰国後に国は企業に対して還元していくという仕組みになっています。
そして、このプログラムのすごいところは語学力不問ということです。
現在あるほとんどの留学奨学金は高い語学力が求められていました。しかし、このプログラムは実践活動込の留学ならなんでもいいのです。あーすばらしい。
(でもまぁ、実際は現地で実践活動していくんですから自ずと語学力は必要になると思います。あくまでも募集要項のなかにはないというだけです。)
これで、語学力が足りなくて行けなかった人たちも応募できちゃうわけです!!
あと、奨学金が豊富なこと。
月々の奨学金に加えて、留学準備金や授業料などもいただけたりします。詳細は自分でホームページを見てください(笑)
※金額はコースや期によって異なる為。
ちなみに自分は留学準備金25万円と月16万円×9ヶ月分いただきました(授業料は交換留学なので免除)
申請基準
語学力は不問ですが、他には申請するための基準があります。何個かピックアップしてみました。
・日本国籍
・トビタテの研修に参加する(事前研修や報告会など)
⇒奨学金もらうだけではなく、ちゃんとどんな留学だったのか報告してねってことですね。
・日本の大学or大学院に在籍していて、留学修了後に卒業する
⇒なので、高校卒業からそのまま海外の大学に行く場合はこのプログラムの対象外となります。
・留学先の受け入れ先がある
⇒当たり前っちゃ当たり前。特にこのプログラムは計画の実現可能性を重視されるので、無謀な計画だと審査に通りません。
・(独)日本学生支援機構の第二種奨学金の家計基準を満たしている
⇒これは意外と重要。満たしていると月約10万円(留学先によって違う)ですが、満たしていない場合、オープンコースとなり一律月6万円になります。
っていう感じですね。他にも年齢制限とかもあったりするので詳細はホームページをご覧になってください。
この条件で一つ言えるのは、日本の大学or大学院に在籍していないといけないという条件によってこれに応募できない人たちがいるということです。
高校から海外の大学に進学する人や、日本の大学を卒業してから海外の大学院に行くような人は申請できないのです。ぶっちゃけ、そういった人たちの方が、1年交換留学や2ヶ月の短期留学の人たちよりもお金ははるかにかかるのに、なんで申請できないの~っていう人達がたくさんいると思います。
でも、どの奨学金もそうなのですが、その奨学金の申請基準というか求めている人材というのは違うので、そこに文句を言ってもしょうがないと思いますけどね…
…って言っていたら実は高校卒業後に海外の大学に行った人を対象としたプログラムもJASSOからできたので紹介しておきます。
これは、民間寄附による奨学金である「日本代表プログラム」や、従来の国費による各種留学奨学金は、日本の大学等に在籍する学生が対象、ないし大学院進学が対象でしたが、今回、初めて海外大学進学を支援をするプログラムだそうで、恐らく申請できなかった人たちの不満に応えたのだと思います。
ちなみに大学院ver.はこちらです。
参考までにどうぞ!
4つのコース
さて、トビタテに申請するにあたって4つのコースがございます。
・理系、 複合・融合系人材コース
⇒理系分野における留学
・新興国コース
⇒今後成長が期待される新興国への留学
・世界トップレベル大学等コース
⇒世界大学ランキング100位以内、高度な教養や専門を身につける留学
・多様性人材コース
⇒多様な分野で活躍を期待できる学生が行う留学
私はこの多様性人材コースに採用されました!
この4つですね。ちなみに自分は多様性人材コースに応募しました。これをみてわかるのは、留学サポートをする分野が多岐にわたっているということ!他の奨学金だと、理系だけとか、世界トップレベルの大学への留学だけだったのですが、トビタテはほぼオールジャンルの留学(実践活動込)をサポートしています。これもトビタテの魅力の一つだと思います。
1次審査と2次審査
募集要件を満たして、さぁ申請しようと考えの方もいると思います。でも、審査ってどんなのがあるの?って思っている方…このトビタテには1次と2次審査があります。
1次審査
留学計画、社会還元計画を審査します。ここで落ちてしまうっていう人も割といるので油断なりません。先述したとおり、トビタテは留学実現可能性というのといかに社会還元できるのかというのを重視します。
ですので、その辺もちゃんと踏まえてしっかりと書かないといけません。
2次審査
1次審査を通過したら、2次審査は実際に文科省に行って、個人面接、プレゼン、グループディスカッションをします。1次で留学計画については承認されているので、あとは人間性を見られるらしいです。
いわゆるパッションですね。
っていう感じでトビタテの全体像がうっすらとでもご理解いただけたでしょうか?
1次や2次審査の対策については次の記事から書いていきます(上のリンクからどうぞ!)ので、8期やそれ以降で応募なさる人たちが少しでも参考になればなと思います。Bye!