オンラインで日本語を教えて稼ぐ【italki】
Hi!東京が暖か過ぎてミルウォーキーの冬が恋しくなってきた今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか。
嘘です冗談です。今年からしばらくカナダに行く予定なのでつかの間のこの暖かさを楽しんでおります。
今回は、オンラインで日本語を教えてお金を稼ぐ方法について紹介していこうと思います。
italkiというサイトです!
italkiとは?
italkiとは簡単にいうとプロや素人のネイティブの先生からオンラインで言語を学べるサイトです。
italki: Learn a language online
外国語学習でもしかしたら利用したことがある方もいるかもしれません。
他のオンライン英会話と違って、普通に素人の先生もいるのでとても安く受講することができます。
あらゆるジャンル、目的から先生を選択できるし、英語とかスペイン語、中国語、韓国語のメジャー言語だけではなく、マイナー言語の先生も多く登録されているのでマイナー言語学習者にとってもオススメです。
また、中には日本語を喋ることができ、かつ外国語を教えてくれる先生も検索で絞れば沢山出てくるので、ビギナーレベルにとっても便利になっています。
そして、このサイトは素人の先生にも簡単になることができるので、日本語の先生として登録し、日本語を教えることでお金を稼ぐことができます。
ちなみに自分は登録して5ヶ月くらい経って、約40レッスンを今まで行いました。
お小遣い程度ではありますが約300ドルほど稼ぐことができました!
でもコツコツ隙間時間で稼ぐことができるので溜まってくると本当に嬉しくなります。
時給は?
気になる給料なのですが、何と自分で決めることができます!
自分が提供する学習と、頂戴する料金のバランスを自分で考えることができるのがitalkiの面白いところだと思います。
プロの先生は”プロの教師”、素人の先生は”コミュニティ・チューター”と呼ばれていて、別に決まりはないのですがプロの教師の方がレッスン料が高い傾向があります(そりゃもちろん笑)
ちなみにitalkiではクレジットと呼ばれる仮想通貨を使っていて、単位は$になります。っていうかもうほぼ$として考えて大丈夫です笑
レッスン料(給料)はプロの教師であれば1時間$30とかの人もいますし、コミュニティ・チューターであれば1時間$8とかの人もいます。
また、手数料としてレッスン料の15%はitalkiにもっていかれます。
なので$10/hのレッスンを提供したとすると、自分には$8.5が入ってきます。
ただ、$5とかの少ない金額だと記載はないのですが手数料取られなかったです。
高すぎても生徒は申し込んでこないし、安すくしすぎるとお金を稼ぎた人は沢山レッスンをしないといけません。
ちなみに自分は小遣い稼ぎ程度でよかったので、$9/h(30分のトライアルレッスンは$5/30min)で始めました。
まぁ、安いってこともあってか宣伝とか何もせずに定期的に生徒がレッスンを申し込んでくれます。
先生になるには?
んじゃ、どうやったら先生になれるのかについて説明します。
※ここで説明するのはコミュティ・チューターの話です。プロの教師は分かりません笑
準備するもの
italkiアカウント(無料)
これはメールアドレスとパスワード設定で簡単に登録できます。生徒のアカウントを持ってるならそのアカウントをそのまま使うことができます。
決済アカウント(Paypal, Payoneer, スキル, Alipay)
先ほども書いたようにitalkiではクレジットと呼ばれる仮想通貨が使われています。
生徒としてはクレカや上記のアカウントからクレジットを変えるのですが、教師として得たクレジットを現金にするには上記の決済アカウントの登録が必要になります。
自分はPaypalを持っていたのでそれをそのまま利用しました。
ちなみに、稼いだクレジットを現金化せずに生徒としてのクレジットに移行して自分もレッスンを受講することができます。
Skypeなどのオンライン通話アカウント(任意)
前までオンラインレッスンの際に使うアカウントが必須でした。
ただ最近のアップデートでitalkiのビデオ通話システムが加わったので、レッスンではSkypeなどのアカウントは必須ではなくなりました。
しかし、まだ不具合があったり、チャットがうまく残らなかったり、画面シェアができなかったりして、生徒側の復習にも向いてなかったりするので、基本的に自分はSkypeでレッスンしています。1回だけGoogle hangoutでもやったことがあります。
自己紹介文など
自己紹介や、自分のレッスンスタイル、どんなことを教えることができるのか、どのレベルの生徒に対して教えることができるのかなどを記入します。
日本語だけでもいいのですが、ふりがなをつけたり、英語訳をつけたりするとビギナーレベルの方も安心して読むことができます。
留学歴や旅行歴とかを書くと生徒にとって馴染みがあったりしてレッスンをとってくれたりもします。
自分の場合はWisconsinに留学してたということを書いていたら、何人かのWisconsinとかMid-west出身の方がレッスンを受けてくださいました。
自己紹介動画
生徒がレッスンを受ける前に先生がどんな感じの人なのかを見極めたりするために上記の自己紹介などの情報を動画にします。
注意としては本人が写ってないといけないということ。
なので、顔出しは必須になります。
ここで日本語だけではなく英語もできることをしっかりと見せておくと、英語圏の人は質問とかしやすいう点からレッスンを受けてくれやすくなります。
方法としては撮った動画を軽くテロップつけたりして編集して、YouTubeにアップロードしてそのリンクをitalkiに送る+データも送ります。
YouTubeの方は限定公開にしておけば、YouTube上で検索とかされてもヒットしないのでご安心を(そんなことはないとは思いますが笑)
審査
上記のことを登録して、italkiに送信するとそれからitalki側の審査が入ります。
どんな観点から審査しているかどうかは良く分かりませんが、こんな自分でもなれたので誰でもいけると思います笑
一応、動画とかでは顔出しとかノイズを少なくしてくださいなどのルールみたいなのがありますのでそれさえ守っていれば大丈夫だと思います。
自分は1週間くらいで審査が終わり、無事に日本語のコミュニティ・チューターになることができました。
どうやって教えるの?
続いて、レッスンでの教え方について。
これもレッスン料金の時と同様、自由です。何してもおっけいです。
教科書を用いて教えるスタイル、生徒の質問にどんどん答えるスタイル、日常会話を練習するスタイルなど様々です。
ちなみに10レッスンなどの複数レッスンでひとつの教科書を教えたりするパッケージなんかも作ることもできます。
ちなみに自分は会話練習、質問応答、単語練習とかをレッスンでやったりします。
他には日本の大学院入試のための面接練習だったり、国際結婚するために初めて彼女さんの親に会うんだけどなんて言えばいいのか練習したい!というユニークなリクエストもありました笑
Google documentを使って、共有ページで一緒に日本語や英語をノートテイキングすることでノートを共有できるし、生徒は後から復習することができるのでオススメです。
日本語学習者にお馴染みのGenkiとかを使ったりしたら生徒が沢山受けてくれると思いますが、自分にはまだそんなことはできないですね笑(何回かやりましたが笑)
あと、レッスンでは日本語だけで喋ってもいいですし、生徒のレベルに合わせて補助的に英語とか他の言語を混ぜても大丈夫です。
生徒の日本語のレベルは本当にバラバラで、ネイティブ並みの生徒もいますし、ほぼ英語を喋る必要があるときもあります。
その点では英語とか生徒の母言語を喋れるとビギナーにも教えることができるので、アドバンテージかもしれません。
注意点
注意点などもいくつかあります。
レッスンをすっぽかしてしまう
生徒は海外に住んでいることが多いので、日本時間の早朝にレッスンがあることがあります(もし自分の時間設定で早朝も可にしてれば)
在宅での仕事になるので、ギリギリまで寝ることができるのですが、自分は一度だけ二度寝をしてしまい、すっぽかしてしまったことがあります笑
もちろんその場合はお金も入ってきませんし、生徒からの信頼も失ってしまいます。
2回すっぽかすと、1週間くらい新しい生徒が取れなくなります。そして3回目でバンになってしまう?らしいです。
生徒もすっぽかすことがある
逆も然りです。ただこの場合は、レッスンが無くてもお金を受け取ることができます。
リスケを求められることもありますが、お金をもらうかどうかは教師が決めていいらしいです。
生徒の情報が全くわからない時がある
基本的に生徒はレッスンを申し込む前に申し込みフォームみたいなのをメッセージで送ってきてくれて、そこにどのくらいの頻度でレッスンを受けたいか、自分の日本語のレベル、どんなレッスンを受けたいかが書かれています。
しかし、よくある頻度で何もメッセージを送らずにレッスンを予約してきたり、こちらからどんなレッスンを受けたいか質問しても返事が全く来なかったりして、生徒の情報が全く分からなかったりします。
もちろん、先にどんなレッスンをするかを話し合ってからレッスンを承諾することもできるのですが、自分はそんなこと気にせず先に承諾しちゃうタイプです。
そして、いざレッスンの日になるとやっとその生徒のことが分かったり、全く日本語が出来なかったりして苦労したり、何をしたいのか目的が分からなかったりと様々な問題に当たることもあります笑
自分は一回、ある女性の方からレッスンの予約があって、当日まで何も情報交換できずにレッスンに入り、レッスンを始めると実は10歳の息子が日本語のアニメに興味があるから息子に日本語を教えてくれ!息子に変わるからね!っていきなり日本語を全く喋れない10歳の少年と会話することになったこともあります。
自分が英語が理解できるから良かったものの、そうじゃなかったらやばかったでしょうね笑(英語が喋れるから予約したんだと思いますが)
海外でのご利用は注意
海外でitalkiを利用して稼ぐ場合はそこの国での所得に数えられる可能性大なので、学生ビザだと違法になるかもしれません。
クレジットを移行せずにサイトにそのまま残しておいて、日本で現金化すれば大丈夫かもしれませんが定かではありません!自己責任で笑
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はitalkiを使ってオンラインで日本語を教えて稼ぐ方法を紹介しました!
学生の方とかはこれをメインのバイトにするのは難しいかもしれませんが小遣い稼ぎみたいな感じで挑戦してみるのも良いと思います。
また、英語ができる中国人の方などが日本語も学びたいということでレッスンを受けていただくこともあるのですが、英語学習を熟知しているのでTOEFLの質問とかしてみると快く答えてくれます!
自分はTOEFL Speaking 30点の強者に日本語を教えたこともあります笑
他にもレッスンを受けてくださる方は多種多様で
IT関係の人、Googleで働いている人、日本語を先行したい大学生、宣教師、アニメが観たい子供、日本の大学院を受けたい人、日本に住んでる英会話講師などなど様々です!
さらに、世界中の人と会話を楽しむことができ、意見交換とかもできたりします。
先生としての第1歩を踏んでみてはいかがでしょうか?Bye!